小さな国語塾のつぶやき
癖や思い込み
同業者(科目は違うが)のブログを時々のぞくことがある。正直言って、自分の指導に役立つとか参考になるというよりも、彼らのブログを読んで胸がすく思いがすることが多い。どんなベテラン講師でも毎回毎回100パーセント満足できる授業をこなせるとはありえず、時には自己嫌悪に陥ったり生徒に対してイライラしたりしている。それらの、一歩間違えると愚痴になりかねない本音のブログを読むことによって「ああ、皆同じだああ」と活力をもらうのである。さて、ここまで書くと「傷のなめ合いをしている?」と誤解を招きかねないので、もう少し書く。厳密に言うと、人様の意見を聞いたり(見たり)することによって自分自身を冷静に見直すチャンスをもらっている。どうしても人にはそれぞれ「癖」や「思い込み」があり、それら「癖と思っているうちは治らない、治さないと結局困るのは自分、習ったり人様からアドヴァイスをもらうときは素直に指導者の指示に従い、練習を繰り返すこと」だと常日頃実感している。生徒に一方的に指導するのではなく「なぜここは直した方がいいのか」を実感できるようにと心がけている。
2015/10/17 12:10
-
-
コメントするには会員登録後、ログインが必要です