小さな国語塾のつぶやき
言い切り
「数年以内に必ず会いましょうね」「そうだね、きっと会えると思うよ」「あれ?思うでは駄目!強い意思が感じられない!」「アハハ。確かに~~~、自分たちの職業においては『~と思います』という表現はしてはいけないよね」。これは昨日、ある人と電話で話した時の会話。相手が「~と思う」と発言したことに対してツッコミを入れたという次第。ケースバイケースだが、強い意志や主張を伝えたい時は「言い切る」ことが大切。例えば国語の授業で「ここは大事だと思うから・・・・覚えて」と言われるよりも「ここは大事!だから絶対に覚えること」と言われる方が生徒にとってはインパクトが強くなる。同様に、文章においても「~である」「~だ」で終わっているところは作者の主張になっていることが多いので要チェック。むろん、不確定の物事に対しては、いくら作者の主張であっても「~だろう」となっているが、基本はまずは「~である」「~だ」を意識して読むことが大事。
2015/10/08 12:34
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