小さな国語塾のつぶやき
オノマトペの有効性
【受診時に痛みを表現するためにも使われる「オノマトペ(擬音語や擬態語)」の種類と病名には一定の関連性があるとされる。専門家らは、微妙なニュアンスを一言で表現できるオノマトペについて、医療現場での活用に注目する。回答に一定の規則性があることが判明。片頭痛など頭痛は「ガンガン」、関節リウマチは「ギシギシ」(後略)】(ヤフーニュースより)国語における文章表現のみならず、何気に日常的に医療現場で使うオノマトペが実は有効だということはとても興味深い。確かに張り切って難しい日本語を駆使して?「頭を定期的に・・・まあ、そうですねえ、2秒間隔ぐらいの割合で金づちで殴られるような痛み・・・」と説明するよりも「頭がガンガンします」の方が短い時間、なおかつ明確に伝わる。医療現場や国語の文章を書く時以外でも、長々と蘊蓄を述べるよりもオノマトペを使う方が日常会話が盛り上がる。生き生きとしたオノマトペを上手に生活で使いたいもの。
2015/10/07 13:55
-
-
コメントするには会員登録後、ログインが必要です