小さな国語塾のつぶやき
まさか
小泉純一郎元首相は言葉に鋭敏な政治家だった。次のジョークも聴衆の言葉をつかむ秀逸なものだ。「人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂、『まさか』」。下り坂までは分かるのだが、では三つめは・・・?となった時に「坂」ではなくシャレで「まさか」とのたまう。うーん、言葉のシャレのみならず真理を突いていることに、ただただ敬服。さて、昨日までの休日を暇に任せてネットで遊んでいると・・・「マネーの虎に出てた6人の社長がその後に転落した理由を推察してみた 」というタイトルが目に飛び込んできた。若い人は知らないだろうが、「商売を始めたい」という素人のプレゼンテーションに対して納得した社長が資金を出すという企画番組。当時のスポンサーだった社長の何人かが今や転落人生を歩んでいるというのだ。まさに「え?まさか!!!」なのだ。ネットでは「昔に築かれた古い常識」が転落要因では?とまとめている。ここから学ぶことは多い、つまり商売だろうがなんだろうが、「古い常識」にとらわれていてはいけないということ。常にアンテナを張って「今」の自分にとっては何が大切かを見極めることが大切だと実感。一年の半分が終わろうとしている今、いろんなことを見直す良い時期か?
2015/09/24 12:35
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