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小さな国語塾のつぶやき

杓子

9月5日付の朝日新聞の天声人語(コラム)に「大人の仲間入りを決める物差しは一つでなくていい」という表現があり、「一つの物差し」→「杓子定規」という言葉を思い出した。「杓子定規」とは《曲がっている杓子を定規代わりにすること、正しくない定規ではかることの意から》すべてのことを一つの標準や規則に当てはめて処置しようとする、融通のきかないやり方や態度。また、そのさま。確かに物を測る時に、すぐそばにあって固いものを当てたくなるのは人間の心理で・・・サッと杓子を当てるイメージからこの言葉が生まれたのかなあと想像を巡らせる。それにしても「猫も杓子も(誰でも彼でも)」という言葉もあり、やはり杓子はあまりよい意味では使われておらず、「なぜ?杓子って便利な優れものなのに・・・」とふと思った。調べてみたところ、語源説は様々だが、「禰子(神主)も釈子(僧侶)も」といったように、立派な人たちでもといったように使われている。これは両方、プラス思考のイメージ、誰も彼もといった表現ならば、猫はマイナスイメージであるのに対して、杓子はプラスのイメージになりうる。便利な杓子の地位が守られておりよかった~なんてことを考える休日。

2015/09/23 08:51

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