小さな国語塾のつぶやき
やばい、うざい
本来は危険な状況を予測するさまなどを意味する「やばい」を「とても素晴らしい」などの良い意味で使うと回答した割合が、16~19歳で91・5%、20代で79・1%に上ることが17日、文化庁による平成26年度「国語に関する世論調査」で明らかになった。面倒くさいことや不快感・嫌悪感を表現するときに「うざい」と言う人も前回の17・0%から20・0%に微増し、特に16~19歳が78・0%と高かった。(ネットニュースより)「やばい」を良い意味で使うことはもちろん知っているが、昔からの習慣で自分自身は「困った!マズイ!」という時に「やばい」と言っており、いわゆる古い人間だと自覚させられる。逆に、「うざい」は流石に口には出さないが、心の中で頻繁に言っており「おおっ、若者の仲間入り?!」とほくそ笑んでいる。さて、この「うざい」だが、元々は「うざったい」(あるいは音便化して「うざってぇ」) という西多摩方言が省略化されたものだとか。何年か先までこの言葉が残っているのか?あるいは意味が変化しているのか?楽しみである。
2015/09/20 03:41
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