小さな国語塾のつぶやき
「駄」
今日もスッキリ晴れて気持ちがいいので、「無駄なものを捨てよう!」とばかりに朝から大張きり。かなりの量の服などを捨てて…ふと気づいたのだが。「無駄」の「駄」は「駄賃」などという言葉もあるように、おそらく「価値がある」と言う意味だろう。つまり「無駄」とは「価値がない」だと思いつつ、ふと「あれ?じゃあ、駄目という言葉は『価値がある目』???」と混乱してきたので早速調べてみた。「駄」というのは、馬に積んだ荷物の事を指して使われていた言葉、馬に積んだ荷物の量を「一駄」とか「二駄」なんて数え方をしていた事があるそう。そこから荷物を積まない空の馬を引いて歩いても何の足しにもならない事を「無駄飯」なんていう表現をする⇒「無駄」という言葉になったそうだ。さて、「駄目(ダメ)」は、囲碁用語の一つで、「打つ価値のない場所」という意味だとか。漢字は表意文字だからといって早とちりしてはいけないと思った出来事。
2015/09/17 10:14
-
-
コメントするには会員登録後、ログインが必要です