小さな国語塾のつぶやき
定期テスト勉強
今週から帯広市内の中学校でも新学期が始まり、いよいよ今週は前期期末試験に向けての勉強が佳境を迎えている。学校のテストは細かいことまで問われるのできちんと勉強をする必要があり、中学生にとっては大変だと思う。が、テスト勉強をきっかけにきちんと勉強しておくと今後必ず役立つこと間違いなし。学校でも教わっているだろうが、当塾でもテスト勉強中に作者についての説明の補足をしている。学校、塾と繰り返し聞くことで記憶にきちんと定着して、今後に役立ててほしいと願いつつ・・・。例えば、中学一年生では草野心平の「河童と蛙」という詩を学ぶ。この詩の主人公は河童で、蛙自体は最後の2行ほどしか出てこない。が、蛙は題名に用いられるほどで実は大切な役割を持つものなのである。この詩の場合は河童が沼に沈んだ後の静けさを強調させる役割を果たしている。さて、草野心平は「蛙の詩人」と俗に言われるほどに、生涯にわたって蛙をテーマとした詩を書きつづけた。そのことを知識として知っておくと先の蛙の役割についても納得が行きやすい。つまり草野心平=蛙の詩と覚えておくと何かと便利なのである。詳細は授業で。頑張れ、中学生!
2015/08/24 14:27
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