小さな国語塾のつぶやき
赤
先日は「黄色」について書いたが、今日は「赤」について。日本語には「赤っ恥をかく」「赤裸々」「真っ赤なウソ」「赤の他人」と言った具合に黄色同様、いや黄色以上に「赤」についての表現が多い。赤は“明らかな”という意味の一種の強調表現として使われることがあり、「とても」「すっかり」などの意味を持つからというのが理由だ。ちなみに信号、消防車、消火器、レッドカードが赤であるのは「赤」が危険、炎を表す色だからという説がある一方、「赤」は果実を表し危険性とは反対の意味を持つという説もあり由来は定かではない。生きていく上では様々な疑問や困難があるが、無知ゆえの赤っ恥をかかないよう常に学習していきたいもの。
2015/08/22 22:52
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