小さな国語塾のつぶやき
季語
開塾当初から通ってきてくれている高学年のダブルS君!2年目ともなると、少し難しいことに挑戦してもらおうと、昨日は「俳句」の季語あて、難しい読み方を(終日・・・ひねもす、去年今年・・・こぞことし、兵・・・つわもの、などなど)演習。さすがはベテラン!既に見たことがある句に関しては季語はもちろんのこと読み方も難なくこなしていった。さらには旧暦で季節を考えるということもきちんと理解していたので「五月雨」は「夏」と迷いなく瞬時に答えるなどさすがであった。さて、桜や梅は春の季語だが・・・桜が開花するのは大体4月。4月と言えば暦の上では夏になるため矛盾が生じる?!実は厳密に言うと、「季語」は月というよりも、春分の日から夏至までが春というイメージでとらえるため桜は春の季語になるのである。基本的に花や生命が芽吹く=春ととらえて、例外のものをしっかりと覚えるのが良いだろう。
2015/08/21 23:39
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