小さな国語塾のつぶやき
回転焼き
一週間ほど前に回転焼きのことを書いたが、そう言えばトウモロコシ同様に回転焼きというお菓子にもいろんな呼び方があるなあとふと思った。大ざっぱにいうと、北海道と北東北は「おやき」で、南東北と茨城は「大判焼き」。首都圏は「今川焼き」が強く、東海は「大判焼き」。滋賀を除く関西は「回転焼き」特に播州地方では「御座候」で、広島は「二重焼き」がトップ。それ以外の中国・四国地方は「大判焼き」が優勢、九州は「回転焼き」を支持する人が多いとか。日ごろ何気に使っている、物に対する名称にまで方言?があることに改めて新鮮さを覚える。しかし、人間はみなそれなりに適応力があるので、最初は「え?何のこと?」と思うことがあってもいつの間にかその地域の正しい?使いまわしに慣れていくもの。特に若い子供たちは良い言葉も悪い言葉も共に吸収するが、ある程度の年齢になって「言葉」に対して意識するようになった時にはきちんと正しい言葉を使える?!と期待している。
2015/08/12 16:30
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