小さな国語塾のつぶやき
言語化
8月10日付の朝日新聞にこんな記事が。「AI(人工知能)が創造的な様々な活動や、医療などの緻密で専門的な業務すら代替するだろう(中略)親としてどう心がければよいか。」「(ポイント)言語化が第一歩。親自身が誰のどんなところに『いいな』と感じたか、列挙してみる。」(花まる学習会代表 高浜正伸)。確かに今までだと小説の世界?と思われるようなことが実現しつつある。例えば星新一氏の「ぼっこちゃん」はというと昔だと作り話・・・だったが今では現実味を帯びつつある。実際に今年、日本橋三越本店では4月20~21日に本館1階室町口受付にてリアルな人型ロボットが受付譲として登場。見た目は生身の人間そのもの、言葉を話すほか、手話ができる。会場内では手話で自己紹介をする。受付は人とコミュニケーションをとる仕事なので、当然「人間」と思われていたのがもしかすると近い将来「ロボット」にとってかわられる可能性も。となると、高浜氏も書いているように「あなたと仕事がしたい」「あなたのそばにいたい」と思われる魅力が大切になる。そのためにも親子で楽しく素敵な言葉や言い回しを口に出す、または文章に表すという日々のコミュニケーションが子供の将来につながる・・・と感じる記事であった。
2015/08/10 14:53
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