小さな国語塾のつぶやき
書き方
幼稚園児をお持ちの保護者と、帯広在住の有名な画家との会話を耳にした。保護者「自由に描かせてあげることと、ある程度描き方を守らせなきゃという両方の気持ちがあるんですけど・・・・」画家「最初は自由になんでもいいから描かせて、それを卒業したら今度はある程度の描き方を守る必要がある」。この会話をそばで聞いて「おおっ、まさに国語(特に文章)も全く同じ!」と膝を打った。文字や文章を学び始めてから何年かは頭に浮かんだことをとにかく自由に書いていいと思うが、ある程度の学年になったら「型」「書き方」をきちんと学び、身につける方が上手な文章になることはもちろんのこと本人も楽だと思う。結局、「自由」に書いてもいいと言われる方が迷ってしまうことになりかねない。事実、いわゆる「書き方」が分からない人が多く、それを学ぶべくしてネット検索をする人がとても多いということを実感している。ヤフー広告を出しているのだが、この一週間で「文章 書き方」「作文 書き方」「読書感想文」というキーワードでの検索が急激に増加。とはいえ自分自身のHPはあくまで塾としての内容であって、書き方を丁寧に指導している内容ではないためクリックしてもお役には立てない。しかも広告費だけがかさむのでとりあえず夏休みが終わるまでは広告費が限りなくゼロに近づいてる状態で放置予定(苦笑)。
2015/08/09 05:22
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