小さな国語塾のつぶやき
ブルームーン
昨日(7月31日)は3年ぶりにブルームーンを見ることが出来る日!家の中からだが、思わず「ありがたや~(めったにない)」と真夜中にじっと月を眺めて願い事を必死で唱えていた。ちなみにブルームーンとは、ひと月の中で2回満月があることを言う。満月は基本的にひと月に1回なので月に2回満月が来るのが珍しく、前回ブルームーンとなったのは2012年の8月と、3年前だとか。さて、今日は8月1日で「一日」と書いて「ついたち」と読む。二日以降は二日(ふつか)、三日(みっか)、四日(よっか)・・・と数えるから、 一日は「ひとか」と言えばいいはずなのに、「ついたち」と言う。なぜか? 太陰暦では、毎月一日の月は新月で、「新しく月が始まる」ことになる。そこで、月が立つ意味の「月立ち(つきたち)」の音が変化したからだそうだ。 逆に毎月末を「つごもり」と言い、この「つごもり」は月が隠れてしまう意味の「月籠り(つきごもり)」の音が変化したもの。昔の人の感性は奥が深いとつくづく思う。
2015/08/01 04:16
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