小さな国語塾のつぶやき
夏休み課題
7月中旬ぐらいから中学生の「夏休み課題」に取り組んでいるおかげで、早い子では下書きがほぼ完成しつつある今日この頃。学校や学年によりけりだが、最大では「意見文」「読書感想文」「作文」と出ているようだ。さて、当然のことだが生徒それぞれに個性があり「筆が早いタイプ」とそうではないタイプがあるが、正直言ってどちらが優れているとは言えない。むろん宿題を早く終えることが出来るというのは褒められるべきことで、「さらさらと書く」ことはそうではないタイプからすると羨ましい姿。が、が、一般的に「さらさらと書く」タイプは意外と論点がずれてしまいがち。次から次へと書きたいことが頭に浮かぶためそれをそのまま書くと支離滅裂になってしまう。では、どうするか?結局は毎回の繰り返しになるが①計画、メモ書きをしっかりする②必ず第三者に見てもらうことの二点に集約される。ちなみに某生徒には全体の三分の一近くを書き直すよう指導中。むろん、具体的にどこをどう直すかという詳細は伝えている。中学生ともなると、なぜその文章ではいけないか?をきちんと理解でき、また書き直すことに対して前向きに取り組んでくれるのが本当にありがたく、今後の伸びがますます楽しみだ。
2015/07/28 03:46
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