小さな国語塾のつぶやき
文科系見直し
文系の学部・大学院はより社会に必要とされる分野に切り替えてー。文部科学省は先月、こんな通知を全86の国立大学に送り込んだという。現行の見直しという点においては高く評価できるが、中身をきちんと吟味してほしいとつくづく思う。というのが、何気に「古典は面白い」などといブログを昨日書いたが、まさに「古典」などは実社会に役立たないと切り捨てられる可能性が高いなあと思うから。「すぐに身につくものは賞味期限が短い」と誰だか有名な人が言っていた。まさにその通りで、目先の知識ばかりではなく人間形成、多角的視点などを養う本物の教育と実学のバランスをしっかりととれるような学問が大事だと思う。そのバランスが難しいのだが・・・。「改革」というと必ず反対意見が出るもの、自分自身は反対というよりも内容に期待しているが、期待の反面恐れも。
2015/07/26 15:35
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