小さな国語塾のつぶやき
古典は面白い
古典は面白い!とつくづく思う、なぜなら日本人は一千年前も今もなんら変わらない共通の感性を持っていることが分かり共感できるから。入試向けの古文が面白いとはン十年前は到底思えなかったし、今もそれに関しては・・・。たいていは学校の教科書やテストで「古文」を学び、それをきっかけにして難しいと思い込み苦手になっていく。だが、それはとてももったいないことだとつくづく思う、最近はいろんな出版社から漫画本をはじめとして翻訳本が多数出ているので、ぜひ騙されたと思ってどれか一冊でいいので手に取ってみてほしい。枕草子の中で清少納言は「お坊さんはイケメンがいい」と言ってみたり、紫式部日記は「平安系絶望女子、超ネガティブ」、更級日記は「超オタク系」なんていうキャッチフレーズで分類分けされている。つまり、決して「文学」=「難解」ではなく我々自身も持ち合わせている感性が昔の人と同じだと納得できるだろう。
2015/07/25 15:50
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