小さな国語塾のつぶやき
金太郎飴
いよいよ本州は夏休みに突入したらしい。北海道は来週で終業式となるわけだが、そろそろ夏休みの宿題(国語)について準備を始めている生徒もいる。なぜなら、文章を書くという宿題は「準備、下書き、清書」まで膨大な時間がかかるから。せっかく、膨大な時間と労力を費やしてするのならばオリジナルあふれる素敵な作品にしてほしいと願う!そこで一言、「金太郎飴にならないこと」とアドヴァイスを贈りたい。読書感想文、意見文、人権作文などなどといった文章を書くと、誰が書いても同じ内容になることがある、つまり優等生の書くような作文で、まさに「金太郎飴」!例えば、「自然:私たちの大事な地球だから、自然を大切にしたい。」「友達:思いやりの気持ちを持って、協力しながらやっていきたい。」「ゴミ:リサイクルをもっとしよう。ごみを減らしたい。」と言った具合に。身近なテーマというのは書きやすい反面、「金太郎飴」的な作品になってしまうリスクがある。その点を踏まえて、よくあるようなテーマの場合はオリジナリティを出すように意識することが大切。
2015/07/18 03:09
-
-
コメントするには会員登録後、ログインが必要です