小さな国語塾のつぶやき
自分が書いてみた
「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かず。」これは、太平洋戦争連合艦隊司令長官、山本五十六(いそろく)の有名な言葉である。人にものを教えるときは、まず自分が手本となって「相手に見せる」ことが大切だという。思わず身につまされる言葉であるが・・・。時期的に「読書感想文」の問い合わせなどをいただく頃で、人が書くための準備をしている今日この頃だが、昨日ふと「そうだ、自分も書いてみよう」と突然に思い立ち、早速本を読んで原稿用紙5枚びっしりと書いてみた。自分自身について言うならば「書くこと」には慣れているので、さほど苦労はしないが・・・。それでも本を読む→印象に残ったところなどをピックアップ→構成を決める→下書き→清書となると数時間はかかった。正直言って、小中学生が本を読んで既定の枚数まで感想を書くということは大人が想像する以上の労力がかかることを実感。内容もむろん大切だが、「書いた」らもうそれだけで「ほめる」に値するといえる。そのことを踏まえつつ、少しでも楽しく?書けるようあれやこれやと授業内容の構想を練っている。塾生以外の公募は中学生の読書感想文講座のみだが、意見文、作文などで指導を希望する場合は2名以上~応相談有り。
2015/07/16 12:52
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