小さな国語塾のつぶやき
「書くこと」
昨日の朝日新聞に興味深い記事があったので一部紹介する。「親の学歴や年収が同じくらいの子どもが通う学校の中で、全国学力調査の成績が良かった学校は、自分で調べたことを文章にさせる指導や、授業の最後に学習を振り返る活動などを取り入れていた――。そんな分析結果をお茶の水女子大の耳塚寛明教授(教育社会学)の研究班がまとめ・・・」(7月8日付朝日新聞より抜粋)遺伝的、経済的な条件をそろえての結果が先のようになったということはとても興味深い。「書くこと」は本当に面倒な作業でしかも難しいが、それを訓練することによって学力が身につくという証拠。ただし、ただ単に書くのではなく新聞記事にもあったが書いたものを添削してもらうことが重要!「生兵法(なまびょうほう)は大怪我(おおけが)の基(もと)」(少しばかりの知識や技術は、それに頼ったり自負したりして、かえって大失敗をすることのたとえ。)とはよく言ったもの。①書くこと。②独りよがりではなく周囲からの意見をもらうこと。この二点を改めて強調したい。
2015/07/09 13:25
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