小さな国語塾のつぶやき
文月
旧暦では7月のことを文月というが、なぜそのように名づけられたか?なんと七夕(7月7日、まさに今日)に由来するらしい。七夕に短冊に詩歌や文字(願い事、昔は文を書くことや習字がうまくなりますように願った)を書いて笹につけて飾る風習があるから文披月(ふみひらきづき)が変化したとする説が定説になっている。が、七夕の行事は奈良時代に中国から伝わったもので、元々日本にはなく・・・そこで、この季節、稲の穂が膨らむ(含む)月であることから「穂含み月」「含み月」→「ふみづき」となったとする説もあるらしい。どちらにしても、日ごろご無沙汰してしまっている人に突然メールを送るのははばかられても「暑中ハガキ」で近況報告すると意外と喜ばれるもの。文月という月の名前にちなんで時には筆、ペンを握って手書きではがきを書くというのはいかがか?ちなみに自身はというと郵便局の方から「何枚でもいいので、ぜひ暑中ハガキを買ってください」と懇願されて思わず購入。クジがついているので「当たりますように」と願いを込めて投函予定。
2015/07/07 02:26
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