小さな国語塾のつぶやき
ゴルゴ松本
ゴルゴ松本氏をご存知だろうか?自分の中では、人生の先輩?!で10年ほど前にブレイクしたお笑い芸人というイメージがあったのだが・・・。最近は漢字や歴史の話をしながら講演、執筆などで大活躍されているという。印象に残っている言葉をここで紹介させてもらう。「『弱音を吐く』と云う事は非常にネガティブなこと。『吐く』は口にプラスとマイナス。そのマイナスを取ると「叶う」と云う字になる。弱音を吐かないで頑張っていれば、いつかは夢が叶うんだよ。(出典ゴルゴ松本の漢字うんちく - 雑学情報)」彼の発想が素晴らしいのは言うまでもないが、表意文字である漢字の奥深さに改めてウーンとうなってしまう。古来から日本人は言葉には魂が宿っていると考える言霊思想を持っており、だからこそ言葉というものをとっても大切にしてきた。そういう先人の知恵や思想を足かせにするのではなく、良い意味で守っていきたいものだ。
2015/07/06 11:53
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