小さな国語塾のつぶやき
記述のコツ
記述(抜き書き以外)では少なくとも40字以内、多ければ70字以内で書く・・・となり、解答欄を見ただけで一瞬ひるむ。そして、とにかく「書かなくては」と必死になるのだが、実は記述のコツの一つは「いかに捨てるか」である。「は?逆?」と思われるかもしれないが、200字近くの段落の中からポイントの部分を探しそれらをうまく要約しないと到底字数に収まらない。この「いかに捨てるか」はテスト全体に対しても言えることで、大量の問題数を目の当たりにしたときに、「どれを優先的に解くか」言い換えると「いかに効率よく捨てるか」なのである。むろん、全問余裕で解ければいいわけだがそういうタイプはほとんどいないし、そんなタイプの人はこのブログを読む必要もなく、おそらく読んでいないだろう。そして記述のもう一つのコツを紹介するならば「指示語は使わず、きちんと言いかえをする」ということ。先ほどは「捨てる」ことが大切と書いたが、指示語に関しては言葉を補ってきちんと説明しつつ、字数内に収めることが大切。こうして文章で書いたのを読むといまいち実感がわかないだろうが、実践してみると意外となるほど!と腑に落ちる。実践あるのみ!
2015/06/20 09:57
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