小さな国語塾のつぶやき
重点
「天王山の夏」という言葉がある。つまり夏休みの勉強が合否を左右するほどの価値があるということ。その理由として次のようなことが考えられる。①夏に基礎を固めておくべき。②秋からの本格的な受験勉強の開始をスムーズにさせるために、夏は絶好の準備期間になる。③秋の勉強の頑張りの成果は、夏に何をどれだけやったかで大きく変わってくる。こんなことを聞いたり読んだりするとそれだけで焦ってしまい、あれもこれも・・・とパニックになりそうだが、そういう時はまず細分化。苦手なところを固める、逆に得意なところや得意ではないが、少し頑張れば何とかなりそうな範囲をしっかりと身につけることが大切。つまり、毎日毎日入試問題のような演習をひたすらひたすらやって答え合わせをして・・・とやるよりも時間的余裕がある長期休みには、まずは苦手な文法の品詞をしっかりと覚える、記述のコツを練習する、古文になれるといった具合に「ここの単元ならば大丈夫」あるいは「昔は苦手だったけれど、今は出来るようになった」という箇所を増やすことが重要。二兎を追うものは一兎も得ず!というわけで、中3に対しては日ごろなかなか取り組めていなかった「記述」のコツを伝授して行く予定。
2015/06/19 12:43
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