めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
気づかない「癖」
「すごい」という言葉は便利である、なぜなら「良い意味」「悪い意味」どちらに対しても使うことが出来る「程度の甚だしさ」を表す言葉だから。そんなわけで、この言葉を無意識に過剰に使っている文章を多々、目にする(大人、子供関係なく)。特に読書感想文などを読むと400字のうちに5回ぐらいは「すごいです」「すごいと思います」という表現表を目にすることに・・・。「どんなふうにすごいのかをもっと掘り下げて」「すごいは3回まで。時には『・・・なので僕とは(私とは)比べ物にならない。』と言ったように自分と対比した表現にしたら?」などとツッコミを入れたくなる。便利だから使うというのは分かるが、使いすぎるのはいかがなものか?とはいえ、自分ではなかなか「癖」には気づかないもの、気付いたところですぐに修正するのは難しい。だからこそ、「癖」を知ったならば、それに対して意識して(例えば、「すごい」という表現は3回までと自分で決める)、出来ることならば第三者に見てもらうのが一番だろう。
2015/05/27 13:24
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コメントありがとうございます。最近の日本語の便利なところは、一つの言葉で二つの、しかも逆の意味を持つところですね!うーん、さすがヒデ@マニュさん!素晴らしいです。かなり「ヤバい」です(笑)
2015/6/3 15:59 返信
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