めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
猫の手
最近、真っ赤にペイントされて、模様やヴィジューをつけたおしゃれな招き猫を複数のお店で見た。十勝の作家さんが作っているらしく、基本的には市販されていないとか・・・。とってもおしゃれで可愛い猫なので癒される。さて、昔から商売繁盛と言えば「招き猫」であったり忙しい様子を表す諺として「猫の手も借りたい」がある。何故、猫なのか?犬ではダメだったのか?ふと、気になり調べてみたところ・・・きちんとした理由があった。猫は人が近づく気配を感じ取ると、猫はそわそわ落ち着かないなどの行動をとるようだ。手で顔を撫でるように洗う行動などがその一つで、この行動が人が来る前の前兆として猫にお客さんを呼んで欲しいという願望によって『招き猫』となったようである。思わずなるほど~と納得。それに対して、意外なことに専ら「猫の手」を借りるようになったのは大正時代以降で、それ以前は「犬の手」も借りていたらしい。むしろ、江戸の中期から明治の終り頃までは犬の方が猫より重宝されていたということだ。正直言って、人間にとって直接的な仕事をこなすのは犬だろう・・・(代表的なものには盲導犬、セラピー犬など)。今も昔も人間にとって身近な存在である猫と犬、それぞれ諺が沢山あり、それらの由来などを調べると面白いだろうなと思いつつも、まずは目の前の仕事をすることにする。
2015/05/26 15:51
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外国の不動産賃貸情報を見る機会があったのですが「Cat OK」と書かれていて興味深かったです。大半が猫に関する記載なんです。というか、すべて猫に関してのみ記載されていました。
日本では「ペット可」もしくは「ペット可(小型犬のみ)」などと併記する感じでしょうか。異文化は面白いっ。2015/5/26 16:51 返信
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スポット@めむr国語専門塾 → ヒデ@バドミントンさんへの返信
コメントありがとうございます。へーっ、興味深いです。外国の不動産賃貸情報、チェックしてみます!ほんと所変われれば・・・ですね。
2015/5/27 11:17 返信
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