小さな国語塾のつぶやき
大げさに
現在、朝の5時前・・・決して早起きをしたわけではなく、いつものように夜更かしをしているうちにこんな時間になってしまったのだ。実は、ある人(面識なし)のブログがとにかく面白くて面白くて気づくと何時間も経っていたという次第。ある人は商売上、自分の生い立ちなどなどを赤裸々につづっているのだが、とにかく「読み手」を意識しており魅力的なのだ(決して文筆家でもなければ教育産業に携わっている人でもない)。そのポイントとしては①自分のことを良く見せようとしていない、失敗談なども入れることによって共感されるように工夫している②一文が短い③気持ちや感情の動きを詳細、なおかつ繊細に描写④登場人物のリアクションなどが大げさに書かれている。大まかにこの4点が魅力を引き出す要因か。運動会シーズンを迎える小学生たちには先の4点を思い切り意識して作文に取り組んでほしい。ただ単に「リレーで一番になって嬉しかった」とさらりと終わるのではなく、せめて「リレーで一番になって、『ヤッター!』と思った」というように詳しく。意外と、本人たちは大げさに書いてるつもりでも読み手には伝わらないことが多い。
2015/05/24 04:57
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