小さな国語塾のつぶやき
理解と暗記
今日のタイトル「理解と暗記」は勉強を勧めていく上では欠かせない要素だということは言うまでもない。が、よく言われるのが「きちんと理解したら覚えられる→理解が大切」という内容。だが、果たしてそうであろうか?一番分かりやすい例を挙げると掛け算の九九を「理解」したから「暗記」が出来たかといういうとそうではないだろう。大半の人が丸暗記したに違いなく、それらは他の公式にも当てはまる。むろん、「理解する」に越したことはないが「理解すること」にこだわるとキリがないのはもちろんのこと、時間がない!だから国語のみならず、どの科目も「解き方」「公式」といったものを若干「理解」できなくても気にせずに、とにかく「暗記」することを勧める。高校生ぐらいになり、大学受験を目指すとなると膨大な勉強量になるため、「理解して暗記」の比率が高くなるだろうが、取りあえず小中学生のうちはまずは「暗記」の比重を堂々と多くしてもいいのではないかと思う今日この頃。
2015/05/16 02:24
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