小さな国語塾のつぶやき
何を聞かれているか?
「何を聞かれているか?」「何を答えなくてはならないか?」が、国語のみならずどんな科目においても一番大切である。そんなこと言われなくても分かってるよ~と思いきや、意外とそれが出来ていないタイプが多い。人間は無意識に、今までの蓄積されたデータに基づいて自己判断をしてしまいがちなので、設問に対しての勘違いを生じる。一番分かりやすい例を挙げると中学2年生の数学における連立方程式の文章題。「去年の人数は?」と聞かれているのに「今年の人数をx、yとおいて計算し、x、yの値そのものを書いてしまう」つまり、「今年の人数」を答えてしまうのである。国語でも「抜き出せ」という問題で、本文には「わたし」と書いてあるのに答えには「私」と書いてしまったりするのである。では、こういう間違いを避けるためにはどうすればいいかというと設問の核となる部分に「印」をつけること!また、印をつけた部分の意味をきちんと把握すること。例えば「どんな~?」は「言い換え部分を詳しく答える」と言った具合に。詳細は授業で。
2015/05/14 13:01
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