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小さな国語塾のつぶやき

上手な文章

人に読んでもらうための文章として、代表的なものだと「本」、課題として出された「作文」「意見文」、入試においては「小論文」などがある。これらの文章は読んでもらわないことには、ただの文字の集まりに過ぎない。とはいえ、最後まで読むのが苦痛な文章はというと評価が低く、いわゆる売り物の「本」の場合だと「売れない」→「出版社に返本」→「絶版」という悲しい運命になってしまうのである。逆に、売れる本というのは「文章の組み立てが上手」「具体例がうまく使われている」「接続語の使い方が絶妙」という特徴があり、それゆえに「読みやすい」のである。心理学者 内藤誼人氏の「人たらし」シリーズの4作目が今年の1月に新しく出たので、早速読んでみたところ先の条件をすべて満たしていた。内容云々よりも読者をひきつける文章力のおかげでシリーズとして人気が出ているんだと納得。ついつい「おお、文章の型にはめてあって完璧」とか「内藤氏は二重否定を使うのが好み?」などと内容とは全く関係ないところにも目がいくのは職業柄だが、上手な文章からは様々なことを学べることが有難い。

2015/05/06 03:59

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