小さな国語塾のつぶやき
漢字演習
「脱ゆとり教育」になり、学習内容が2014年度から理・算を中心に3割増し。指導者はもちろん義務教育を受ける側としてもかなりハイスピードの勉強で忙しくなっている。その結果・・・、最近の傾向として「漢字習得」については、完全に本人任せ状態に陥っている。ン十年前、自身が小学生の頃は、授業中に新出漢字の書き順を空中でなぞって、宿題としてノートに書き順を順番に記入、一つの漢字につき1行以上練習して提出・・・とある意味、大変な家庭学習を課された。そのおかげで漢字は大の得意になったのだが、最近は学校で教科書を読んで、演習プリントを宿題でする、朝学習で漢字ワークを自分でやって、習ったことになってしまう。中学年以上であればそれでもなんとかなるが、低学年のうちだと書き順や正しい形を覚えないままスルーと言うことも。もしも低学年で漢字が怪しい…という場合は、大変だが家庭でのフォローが必要となる。その時に活躍するのが市販のテキスト。色々な形式があるが、おすすめは「漢字練習ノート 下村式となえておぼえる(偕成社)」「○年生 漢字マスタープリントパズルなぞなぞで楽しく学習(教育技術研究所)」など。なぜお勧めかは、文字数の関係で割愛。
2015/04/25 09:26
-
-
コメントするには会員登録後、ログインが必要です