小さな国語塾のつぶやき
予習か復習か
予習と復習とではどちらが大切か?むろん両方するに越したことはないのだが、あえてどちらが大切かというならば「復習」だと言いたい。予習をせずに授業を受けても、そのあと何度となく復習をすれば、それは長期記憶へ定着するが、反対に予習をして授業を受け、そのあと復習をしないでいると一度は覚えた記憶が薄れていき、やがては消えていってしまうことに・・・。人間は基本的に「忘れる」生き物なので、とにかく何度も繰り返すことによって長期記憶に入れない限りは本当の意味で理解したということにはならない。小学校のうちだと好奇心が勝り「あれもこれも~」となりがち。周囲の大人としてはそれがとっても頼もしく映り、応援したくなるのだが時々は敢えて復習をすることも必要。国語塾では復習を兼ねつつ、初回よりも難度アップするという方法をとっている。幸い通塾してくれている生徒たちは皆素直で「あ、これ1年前にもやったものよね」と大張きりで、さらにはこちらの期待以上の文章などを作ってくるので、本当にやりがいを感じている。
2015/04/24 11:20
-
-
コメントするには会員登録後、ログインが必要です