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小さな国語塾のつぶやき

たそがれ


「誰(た)そ彼と われをな問ひそ 九月(ながつき)の 露に濡れつつ 君待つわれそ」(誰だあれはと 私のことを聞かないでください 九月の露に濡れながら 愛しい人を待っている私を)これは万葉集に収められている歌である。この「誰そ彼」は「黄昏(たそがれ)」の語源。「黄昏(たそがれ)」という言葉を聞くとなんとなくロマンチックだなあと感じる。自分自身はというと、たそがれるといった言葉とは縁遠い生活、性格なのだが。また個人的に「黄昏」と書くよりも「たそがれ」とひらがな表記の方が雰囲気が出ていいなと思う。「たそがれ」は、江戸時代になるまでは「たそかれ」といい、「たそかれどき」の略である。暗くなって人の顔がわからず「誰そ彼(誰ですかあなたは)」とたずねる頃合いという意味であり、英語では「Who is he?」がそのまま時間帯を表す名詞になったということに趣、日本人の感性の素晴らしさを感じるのである。

2014/12/03 12:39

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