小さな国語塾のつぶやき
古文
昨日、違和感がある文として「の」が多い「一文が長い」と書いたのだが・・・。まさに古文がこれに当てはまる。とにかく「の」が多く、一文が長く、「」がなく、さらにやっかいなことには古文の「の」は主語の意味と所有の意味があるのでますます混乱する。どの場合の「の」が主語、所有なのかを見分けるには細かい文法を知る必要があるが小中学ではそこまではする必要はない。ただ、古文の「の」は主語の「が」と置き換えるとうまく意味が分かるということを覚えておいたら良い。また、見た目は日本語だが現代とは意味が全く違う場合があるので教科書で出てきた作品の古語は要チェック。特に「枕草子」は小・中学ともに教科書に作品が紹介されているので「つとめて」「さらなり」「つきづきし」「うつくし」「いと」「あはれ」「をかし」…最低限これぐらいは必ず覚えておくべし。
2014/12/02 15:09
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