めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
気持ちの余裕
昨日に引き続き、今日も徒然草第百十段。「双六の上手といひし人に、その手立を問い侍りしかば、『勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり・・・』」(双六の上手といわれた人に、勝つ方法をたずねたところ、「勝とうと思って打つな。負けないよう打とうと思って打つがいい・・・。」)麻雀のプロ、20年間負けなしの無敗伝説を作り「雀鬼」とたたえられた桜井章一氏が全く同じことを言っている。彼が徒然草を読んでいたのかどうかは不明だが、「勝負に勝とう」と力みすぎるのは良くないというのは真理だろう。つまり、「勝ちたい」「いい点を取りたい」という気持ちはモチベーションアップのためには絶対に必要だが、力みすぎるのは良くない。来月には各中学校で期末試験が行われるが、いざ試験問題が配られたら深呼吸をして肩の力を抜き、テスト問題をざっと見て出来そうなところからやってみる。解けない問題は後回しにするという気持ちの余裕が大切。
2014/08/22 00:02
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嬉しいコメントありがとうございます。200件!気付かなかったですが・・・、我ながらよく続いたなあとびっくりです。ヒデ@マニュさんは麻雀において、緻密な計算で勝利をおさめそうですね。
2014/8/23 03:12 返信
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