小さな国語塾のつぶやき
不快指数
昨日の夕方は雨上がり後で、いつもより蒸し暑かったが気温は25度。湿度が高いと実際の気温よりも暑く感じてしまうのはいたしかたないのだが・・・。作家芥川龍之介は、昭和2年7月24日の未明に服毒自殺をとげた。この年の東京の夏は例年よりもずっと暑く、連日30度を越えていた。自殺した日の前日である7月23日はとくに暑く、気温は35・6度、不快指数は89にはねあがり夜になっても気温は下がらず、東京市民は熱帯夜の寝苦しさにまんじりともできなかった。その明け方近くに、龍之介は命を絶った。ただ、暑さのために発作的に事を起こしたのではなく薬物を前もって手に入れたり、自殺をほのめかすなどという前兆はあったので不快指数の高さは自殺の直接の原因ではないが、その日に決行するという引き金になった?と言われている。今日は十勝は真夏日の予報、湿度や不快指数が低いことを願いつつ、楽しく勉強しようと張り切っている。
2014/08/12 01:58
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