小さな国語塾のつぶやき
心情変化
小説を解くときにはまず「主人公や登場人物の立場、心情がどう変わるか」を意識して読む必要がある。つまり、必ずと言っていいほど「変化」があり、その「変化」の部分をわざわざピックアップしてテキストやテストに採用しているのである。例えば、前半の「涙」が悲しみ、くやしさの涙だったとしても後半の「涙」は感激や喜びの気持ちという場合が多いのである。ついつい、最初の場面を引きずったまま、後半に…となった場合に「涙」の意味を取り違えることになる。論説とは違い小説の場合は「変化する」ということを前もって意識して臨むことが大切。慣れてくると、今回はどんな変化の話かな?と楽しみにすらなってくる?!←ここまでくればもう小説読解のプロの域か。
2014/08/11 12:02
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