めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
文法活用
「門前の小僧、習わぬ経を読む」という諺がある。この小僧さんは、お経の意味は分からないけれど、お坊さんがお経を読むのを何度も聞いているうちに「音」「リズム」として暗記したのだ。この記憶法を利用して文法の活用を覚えるとよい、つまり声に出して耳で聞くこと!例えば形容詞の活用だと「かろ、かっ、く、い、い、けれ、○」、形容動詞だと「だろ、だっ、で、に、だ、な、なら、○」(ともに連用形にたくさん活用あり)といった具合に声に何度も何度も出して言う、あるいはICレコーダーに入れて繰り返し繰り返し聞くこと。むろん何度も書くという方法もあるが、数の多い文法の活用表は声に出して耳から覚える→書いて確認する、のほうが効率的でしかも長年忘れない。経験者は語る、ぜひお試しを。
2014/07/15 02:00
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コメントありがとうございます!おおっ、素晴らしいですね!完璧に活用をおぼえてらっしゃるとは。これは古語の形容詞の活用です。古文では言いきりが「し」、例えば「うつくし」「わろし」などとなります。
2014/7/16 02:19 返信
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