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小さな国語塾のつぶやき

類義語は難しい

「類義語」は本当に難しい!!!「類義語」とは「一言語体系の語彙のなかで,互いによく似た意味をもつ2つ以上の単語同義語同意語とも呼ばれるが,「ねじる」と「ひねる」のように用いられる文脈が違うので (「スイッチをねじる」は不可) 実際には意味が違うといわざるをえないものや,「食べる」と「食う」のように文体的差があるものや,「タレント」と「芸人」のように情意的語感の異なるものなどが多く,完全に入替えのきく同意語というものはまれである。類義語の成立には外来語が大きな役割を果し,日本語では漢語と和語,英語ではアングロ・サクソン系の単語とフランス語系の単語で対をなしているものが多い (「旅」と「旅行」,freedomと libertyなど) 。 出典 (ブリタニカ国際百科事典)」(引用終わり)

上記のように、母国語だからこそ何となくニュアンスで理解できる…という言葉もあるけれど、これが母国語以外だったら・・・自分は絶対にお手上げ!結局はちょっとしたニュアンスを理解するためには、その土地や国の文化に慣れることがベスト。教室や自分自身で学ぶときは手ぶり身振り、イラストなどなどが一番手っ取り早いのかなあと、いつか、いつか・・・自分が外国語を学ぶときにの近道を想像中。さて、区別が難しい同義語は難しい反面、便利な面もある。先日、某生徒が与えられたテーマとは少々ずれている文章を書いていた。完全に外れているわけではないのだけれど微妙にずれている内容。最初は「この部分が、聞かれていることの答えにはなっておらず・・・」と口で説明していたのだが、生徒はポカーンとしている。どうしたものか?と思案していると目の前の鉛筆立てが目に入った。そこから①ハサミ②蛍光ペン③ボールペンの三種を取り出し、生徒に①ハサミと②蛍光ペンは見た目、用途が全く違うよね?と確認。その後②蛍光ペンと③ボールペンを目の前に置き、②③ともに「筆記具」という点は同じだけれど、微妙に使い方が違うことを確認。その後、②③の微妙な違いを言葉で説明させ、その微妙な違いと同じレベルのことが目の前の文章でも同様だと説明すると、なーんとなくではあったけれど自分が書いた文章が少しズレていることを実感できたようだ。類義語、類似品は難しい、難しいからこそ、それを逆手にとって具体例に用いるのもありか?!と思った出来事。

2018/04/18 15:13

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