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小さな国語塾のつぶやき

上手すぎる模範解答

最近、160字~200字以内で与えられた課題について述べるという問題が入試では多くみられる。50分という限られた時間の中で、現代文複数+古文+課題文をこなさなくてはならず、受験生は①時間配分②課題文に対する対策、の2点をしっかりと訓練する必要がある。志望校に課題文が課される場合は個人的に指導、文章を添削。さらには「模範解答」を生徒と一緒に見て「取り入れるべき点」があれば取り入れようと思っているのだが・・・・。正直言って参考になる「模範解答」は少ない!!!一言でいうと「上手すぎる」のだ。まるでプロが書いた論説を読んでいるような気分になり、15歳の中学生がどうやったらこんな文章を書ける?思いつく?と言いたい。160字~200字以内と言う限られた字数だからか?接続語を一切使わずに文末を「~から。」といった具合で書いてあるけれど、「なぜなら~から。」と記載してくれた方が参考になると思う。結局、生徒の書いた文章を直しつつ次のように指導している。例えば「○○となるのはどんな点か?また、それをどのように改善すればよいか。」という課題文に対しては①「○○となるのは‥‥点。」と素直に聞かれたことに対する回答を書くこと、②改善点を二つ以上思いついた場合は「改善点は二つある。一つは・・・」といったように最初にいくつの理由を述べるかを提示すること。③接続語をうまく利用すること、この三点を意識するように伝えている。この三点を意識して書くと味気ない文章になるけれど、少なくとも減点はされにくい。某模範解答はこれらの三点が一切当てはまっていない、饒舌な文章になっていたけれど。与えられたテーマに対して本当に理解しているならば「自然な流れるような饒舌な文章」になるだろうが、そういうテーマに運よく当たることの方が少ない。だからこそ「書き方ルール」を覚えて、練習して、本番に臨むことが一番の近道かなあと思うと同時に、そういうことをしっかりと「模範解答の解説」に入れて欲しい~~~と切に願う。と、ここまで書いてハタと気づいた。「模範解答」が「分かりやすい」、解説が「完璧」だったら国語教室の存在価値がなくなる?!と。(苦笑)。

2018/04/04 03:02

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