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小さな国語塾のつぶやき

イメージしてメモ書き!

先日、生徒の小論文の添削をしている際に可愛らしいイラストを見つけた。生徒は文字でメモする代わりに絵で表現しそれをもとに文章を起こしていたのだ。このように頭の中でイメージしてメモすることは素晴らしいと思う。なぜなら「理解している」「記憶している」という状態は実はイメージしている場合が多いからだ。例えば「昨日の夕飯は?」と聞かれた場合に自分が食べたものを映像でイメージ(思い出して)「ご飯とみそ汁とサラダとハンバーグと・・・」と言う。決して「サラダ」「ハンバーグ」という単語・文字そのものを暗記していたわけではない。さて、小説では何人もの登場人物が出てきて、各自が役割を持って動き、物語が進んでいくので場面情景をイメージする必要がある。その際に決して上手でなくてもいい、極端な話「棒人間」でいいのでササッとイラストを描いて少しだけメモをしておくと格段に理解が進む。例えばA子とB子が喧嘩している場面から始まっているとするならば①棒人間A②棒人間Bを書いて①と②の間に×をつけておくなど。いつも書いているように、国語は日本語なのでとりあえず読むことはできるし最低限の意味を理解することはできるけれど果たして内容や情景を理解しているかというと・・・かなり怪しいというのが現状。実際にどの学年に対しても突然に内容について質問すると答えられないというケースが。むろん、想定外の質問をされて戸惑っているという面もあるだろうがそれにしても絶対にそれはないだろうという珍回答が続出するのだ。また、国語の長文を解く際には説明文の場合は図式化するようにと口酸っぱく伝えており、どんなふうに図式化するかについての見本のプリントを作成して配布しているけれど、実際はというと「文字を読む」ことで精いっぱいでなかなか図式化まではいかないのが現状。確かに難解な言葉が出てくるとその言葉を理解することや簡潔に図式化すること自体が難しい。図式化できる≒理解できている≒解けるということだから。というわけで少しずつ少しずつ練習を重ねていっている。何事も一歩ずつ少しずつ・・・。

2018/02/27 15:16

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