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小さな国語塾のつぶやき

データに騙される?!

最近の高校入試の傾向として、グラフや表を見て考えさせるという問題が増えている。最初は戸惑っていても生徒たちは少し練習するとコツをつかめるようになり「この場合は過去と現在の違いを述べるとよい」などとすぐにピンとひらめき、対比での文章構造は上手になっている。が、が、が、意外と見落としがちなのが「何についてのデータ」なのかを意外と書き忘れることが多い。例えば「10歳から15歳までの遊び方の違いにおいて現在と30年前の比較する」とあった場合、「比べる」ことに意識が行ってしまい肝心の「遊び方の違いにおいて」という記述がすっぽり抜けてしまうことがあり、もったいない。一体何をもとに調べたデータなのか?を明確にする必要がある。これは実は今後、非常に大切になってくる考え方なので「何を基準としているか」を口酸っぱく意識する、表記するように伝えていく予定。例えばもう少し先になると予備校や塾の広告やチラシで生徒の募集、争奪戦が始まる。その際に「○○大学、△△高校の合格者占有率が◇パーセント」という表記があり、数字だけを見ると「すごーい」となる。まるでチラシにある予備校や塾に通うと○○大学や△△高校に入れる可能性が高くなる?入れる?と錯覚を起こしそうになる。むろん◇パーセントいう高確率は間違いではないのだが、そもそもがそれらを打ち出している予備校や塾には一体どれほど多くの生徒が在籍しているのかを考えるべき。つまり在籍生徒が多いから優秀な生徒も当然多くなるわけで、本当に信頼できるデータとは予備校や塾内における生徒のうち何パーセントが上位校に行ったか?だろう。それゆえ塾によっては「塾内の○パーセントが上位校に!」というデータを得るために厳しい選抜試験を行い最初から選りすぐった成績優秀者のみしか指導しないということが起こりうる。それはそれでなるほど理にかなっている。結局何が言いたいか?データを正しく読むことできると数字のマジックに騙されずに冷静な判断ができるようになるということ。逆にいうとデータはあくまでもデータなのであまりデータに固執したり振り回される必要もないということ。結局は月並みな表現になるけれど、希望校に入ることができるかどうかは本人の頑張りによるところが一番大きい。ちなみに国語塾は少人数制ゆえに毎年受験生と言っても数えるほどだが、トップ校をはじめとして上位校に行く生徒が多い。ひとえに国語塾が素晴らしいから・・・と言えるといいのだけれど、そうは言えない(苦笑)。彼らの大半は大手塾+国語塾を掛け持ちしてひたすら努力をしており、その努力が実を結んでいるというだけだ。

2018/02/25 16:39

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