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小さな国語塾のつぶやき

「鷲とカタツムリ」

イソップ物語は「伊曾保物語」として日本で古くから親しまれており、入試でもよく出される。☜むろん、古語で!さて、某高校の入試問題で「鷲とカタツムリ」という話が出題されていた。内容は「勇猛なワシが、カタツムリを食べようとしていた。しかし、鋭いくちばしで、どれだけつっついても硬くて殻が割れない。カラスがやってきて『私に半分くださるならば、食べ方をお教えましょう』と申し出た。普段ならばカラスの言葉などに耳を傾けるワシではないが、殻の割り方が分からないので偉そうにしてもお腹はふくれない。ワシは快く引き受けた。カラスは言う『高い空から、岩の上に落とせば、簡単に割れます』と。ワシはカラスの教えどおりに実行しカタツムリを食べることが出来た。このように、生まれ持った能力や地位が自分の方が高くても、そういったプライドにこだわらずにそれぞれの分野での知恵は持っている者、良く分かっている者に聞くべきだ。」という話。問では後半の教訓について書いていある部分の「知恵者」とは誰のことか?とあり、答えは「カラス」。なるほど、なかなかいい話、いい問題だなあと思うと同時に意地悪な自分自身としてはついつい続きを勝手に想像してしまった。それは「聞くことは大切だけれど、聞く相手を選ぶこと。仮に他者に聞いて実行して失敗しても絶対に相手のせいにしないこと。」という教訓。①聞く相手を選ぶこと②相手のせいにしないこと、という2点を付け加えたい気分。今は昔と違って情報を簡単に手に入れることが出来る、その反面情報過多でどの情報が自分にとって有益なのか迷ってしまうので、取捨選択する必要があるから。さらには当然、Aさんにとってベストの情報や方法でもそれが万人に当てはまるという保証はどこにもないので手に入れた情報を実行してうまくいかなくても絶対に相手のせいにしないことが大切だろう。この2点の姿勢をきちんと持っていない限り、自分にとって最適な情報を得づらい、情報を流してもらえないと言いたい。「この人に言っても無駄・・・」と思われないよう気を付けなくては!と意識したいものだ。それにしても続きを妄想するなんて、自分って暇人だなあとツッコミを自分で入れながら入試問題を楽しく解いている。

2018/02/09 13:21

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