めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
勝つべくして勝つ
今日は恒例の月に一度のラジオ出演!節分が近いということでお題は「鬼」、最近「鬼」が強意表現として使われること、強意文字といえば 「卍」、鬼を題材としている昔話、ことわざ・・・などなど多くの話題で盛り上がり本当に本当に楽しくて担当者M様には感謝感謝だ。さて、20分間トークばかりではなく、途中で休憩として?音楽を担当者が選んで流す。今日の音楽はテーマに合わせて、ずばり「鬼のパンツ」!「鬼のパンツは いいパンツ つよいぞ つよいぞ♪」の歌い出しで有名な童謡、繰り返しのフレーズが多くて明るい曲なので一度覚えるとなかなか忘れないだろう。事実「鬼のパンツ」が流れ出したとたんに、ん十年前にワープし多様な気分で思わず一緒に歌いたくなった。正直言って歌を歌うことは最高級に苦手だけれど聴くのは好き。さて、無事にラジオトークを終えて車を運転している時に、自分がお世話になっているラジオ局の番組を流していた。次のコーナーは「ラジカラ選手権(ラジオカラオケ選手権)」で、挑戦者が前回の勝者に勝負を挑むという内容。歌の先生が別室で2名の歌声を聴き審査するようだ。ラジオで自分の歌声を披露し、さらには勝負しようというぐらいのツワモノ、プロ顔負けの上手な歌声だった。が、が、が、2曲目の歌声が聴こえた瞬間に「何この人!うますぎ~~。人の心を打つ素晴らしい歌い方!」とびっくりしたところ・・・やはりというべきか2曲目を歌った方が勝った。Oさんという若い男性で、週に2、3度は一人カラオケを3時間近く練習しているそうで、100点満点を何度か出すこともあるそうだ。どうやったら満点をとれるか攻略本などを利用、自分なりに研究に研究を重ねて100点を取るようになったらしい。歌も勉強もやはりというべきか、同じだなあと感じた。入試で合格点(100点が勿論理想だけれど、別に100点でなくてもいい。とにもかくもまずは合格点が必要!)をとるためには基礎力+「どうやればよいか」を研究する(過去問などを利用して傾向を探る、時間配分を練習する)ことが「勝ち」につながると。「勝ちに不思議の勝ちあり」という言葉があるけれど、今日のカラオケの勝者Oさんは勝つべくして勝った、勝ちにいった・・・のだ。入試においても「不思議の勝ち」を狙うのではなく「勝つべくして勝つ」ための工夫が必要だろう。
2018/01/24 17:31
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