めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
能ある鷹は爪隠す
「能ある鷹は爪隠す(のうあるたかはつめかくす)」という諺についてブロ友であるひさぺー先生が書いてらっしゃった。その中で興味深い表現があったので一部抜粋して紹介する。【以下引用】能力がある方ほど、それをひけらかすことなく、愚直にまじめに。能ある鷹は爪を隠すといいますが、オーラは別なのかも。2018.1.20付け)【引用終わり】「能ある鷹は爪隠す」の意味はひさぺー先生が解説してくださっている通り。【注釈 有能な鷹は獲物に知られないように普段は鋭い爪を隠しておくことから。転じて、いざという時だけその真価を発揮するということ。】確かに本当に能力がある人ほど謙虚であることが多い(ひけらかさない)と感じる。むろん、謙虚といっても定義が難しく、時と場合に応じて自分の能力を思いきりアピールしたりプレゼンをしなくてはならない時もある。また、謙虚が行き過ぎると下手すると単なる「卑屈な態度」に見えてしまうこともある。では、「能ある鷹は爪隠す」「謙虚」とは?「ブレない自分軸」を持っているかどうかだろう。「自分軸」言い換えると、本当の「自信」がある人は能力がありながらも自然に謙虚な態度になるのではないか?と思う。さらには本当に能力があって、なおかつ謙虚なタイプは、爪を隠していてもオーラなるものが自然ににじみ出るのではないか?と個人的には感じている。つまり、本当に優れている人は「謙虚」で決して偉そうぶらない、けれどそういう人は内面からオーラなるものがにじみ出るのだろう。先日、メンターと話していた時に似たようなことをおっしゃっていた。メンターがかなりの料金を出して、若くにしてビジネスで成功している方にアポをとって会いに行ったそうだ。成功者は多忙であること、成功のノウハウを本気で知りたい人に!ということでかなりの金額だそうだ。メンターは「会いに行ってよかった。ものすごく成功している方なのに本当の本当に腰が低くて謙虚!」とおっしゃっていた。さすがに何をどのように伝授してもらったかは企業秘密のためこちらからは聞かないし、むろんメンターも何も言わないけれど「とにかく腰が低くて謙虚だった」という言葉が耳に残っている。さて、自分は?まずは「鷹」を目指そう。
2018/01/22 17:44
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