めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
嬉しい、楽しい!
昨日、「合格」という嬉しい報告が!トップバッターで合格を勝ち取ったのはスポーツ万能で勉強もコツコツと頑張るY君。得意のスポーツを高校入学後に本格的にやりたいとのことで、スポーツ強豪校の推薦入試を受けた。先にも書いたけれど勉強のほうもコツコツと頑張るタイプなので成績の心配もなく「受ければ受かる」と思っていたけれどやはり「合格」の言葉を聞くまでは安心できない。何はともあれ早々に「合格」の報告を聞くことができて本当に嬉しく、この仕事をしていてよかった~~~と思える瞬間だ。また、昨日から国公立の2次試験に向けての小論文対策が始まり最高に楽しい!!初回の授業だったので今までに書いた小論文や小論文の試験などをすべて持参してもらった。それらを見ると最初に比べてとっても上達していること、学校できちんと「小論文の書き方」を学んでいることがよく分かる。では、なぜわざわざ国語塾に?と思いきや①受験する学部が「専門的」な分野のため一般的な社会情勢などではなく一風変わった内容を問われる。②小論文の外部テストではABC評価でBであること。つまり、悪くはないのだけれど、あと一歩・・・・。この2点の理由から学外での勉強を!と依頼があった。さて、外部テストに関しては講評ではあまり悪いことは書かれていない、誤字脱字もほとんどない・・・。一体どう書けばA評価をもらえるのかは本人にはおそらく分からないだろう。結論を言うと「作文と小論文の中間」的な文章だったので評価はBに。そんなこんなで、どのように書けばれっきとした「小論文」になるか?についてを指導した。それにしても小論文をはじめとして文章を書いたものを評価するということはとっても難しい・・・。なぜならきちんとした答えがないから。とはいえ、読書感想文の審査にておいては「最優秀賞」の作品はほとんどの審査員で意見が一致して意外とスムーズに決まるのだ。つまり「文章作品」のはっきりとした明確な答えはないとは言いながらも「心に訴える」内容や書き方はある。小論文に関しては「テーマに沿っているか」「自分の意見が述べられているか」が大切で、それらを相手にうまく伝える練習が必要となる。答えは一つではないけれど「おおまかな答え」というものがあり、そういう漠然としたものをいかに教えるか?という部分に教える楽しさがある。昨日は本当に「嬉しい」「楽しい」の両方を経験できてありがたい限りだった。
2018/01/20 02:20
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