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小さな国語塾のつぶやき

ソウルフード

正月と言えば「お節料理」というのが定番。先日少し書いたけれど、お節料理とは一つ一つに意味や願いが込められており保存がきく日本の伝統料理。ただ、伝統料理とはいえ若い人たちにはあまり受けが良くない・・・。例えば普段は故郷を離れている人が正月に故郷に帰ったら食べたいものと言えば「お節料理」よりも「ソウルフード」の方だろう。さて、この「ソウルフード」という言葉を数年前に初めて聞いたときは「???」だった。「え?魂の食べ物?」と直訳して訳分からなくなってしまった。しばらく考えたら、何となくのニュアンスは分かったのだけど・・・。「ソウルフード【soul food】① アメリカ南部の郷土料理。アフリカ系アメリカ人が奴隷制時代に工夫して作り上げていった料理をルーツにもつ。牛や豚の内臓やとうもろこし・豆などが多く用いられる。 ② 転じて、ある地域やエスニシティー(あるいは個人)にとって、日常の食生活で欠かすことのできない食材や料理のこと。日本人にとっての味噌汁など。(大辞林より)」とのこと。十勝のソウルフードと言えば豚丼に始まり、もっともっと地域を限定するならば「インデアンカレー」という声が多いだろう。インデアンカレーと言うのは地元にあるカレーチェーン店のことで、素朴ながらも安くて美味しい、ホッと安心できる家庭の味に近いカレー。さて、自分にとってのソウルフードはと聞かれると「そばめし!」と答える。実際にお節に飽き、たまたまご飯が残っていたので早速今日は「そばめし」を作って食べた。いや~やはりソウルフードは自分のルーツにつながる食べ物。ホッとする。とはいえ「そばめし」と聞いても知らない人も多いだろうから紹介しておく。【神戸を代表するご当地B級グルメ「そばめし」。焼きそばのように、ご飯と麺を一緒にいためる神戸発祥の下町グルメだが今やその知名度は全国区となり多くのファンの心をとらえている。そんな「そばめし」は、半世紀以上前、神戸のとあるお好み焼き店に通うお客さんの声から誕生した。】ちなみに焼きそばとご飯を一緒に炒める際にはうまく絡むようにそばを短くカットするのがポイント!国語塾もそうだが、明日から仕事と言う方々が多いだろう。ソウルフードを食べてエネルギーチャージをして明日以降に備えよう。

2018/01/03 17:40

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