めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
犬も歩けば棒に当たる
明けましておめでとうございます!皆さんはどのような年明けを迎えられただろうか?自分自身は昨日から必死でプライベート用の年賀状を印刷、一言コメントを入れる・・・の作業をし、終わったのが朝の5時前。さ、初日の出でも拝もうかとカーテンを開けると‥‥外は銀世界。そう、雪!そんなこんなで初日の出は拝めなかったけれど意を決してダウンコートを羽織り近くのポストへ。頭の中には「ゆきやこんこ、あられやこんこ・・・・犬は喜び庭かけ回り、猫はこたつでまるくなる~~♪」が流れていた。と同時に「今は犬が庭をかけ回るというよりも怪しい陰陽師が近所をかけ回り(車で)だよなああ~。」と相変わらずの年始だった。さて、今年は戌年!というわけで戌(イヌ、犬)についての有名な諺を紹介する。そう、皆もよーくよーく知っている「犬も歩けば棒に当たる」。意味は元々は「犬がふらふら出歩くと、棒でで殴られるような災難に遭ったりする。じっとしていれば良いく、余計な行動を起こすべきでないとの戒め。」だった。が、最近はそこから転じて「行動を起こすと、幸運なことでも災難なことでも何らかの経験をすることができる。じっとしていると、そのようなことはできないので積極的に行動すべきである。」という逆の意味としても使われている。一つの諺や慣用句が逆の意味を持つ・・・は矛盾しているようだけど、行動を起こすときにはリスクを負うからこそ成功するので矛盾していないとも言える。先日、親戚から志望校を変えるかどうかの相談を受けた。家族や本人の意思、学力はもちろんのこと経済的なことも絡んでくるため流石に迷い…返答を保留した。そしてメンターに相談してみたところ「難関の○○学校を受けないということはその瞬間に可能性がゼロになる(イヌが歩かなければ棒でたたかれることはないけれど、幸運にも巡り合えない)。○○学校を目指すからこそ頑張れるのでとりあえず○○学校はそのままにして、併願校を少しランクを下げるようにアドヴァイスしたらどうか?」と教えていただき、そっくりそのままを伝えた。確かに・・・受けないことには受からない!「犬は歩くからこそ棒(不幸にも幸運にも)出くわす。出来ることなら幸運に出くわしたいもの!」と言える。結果は…神のみぞ知る?!基地出るためには本人の努力+周囲のサポート次第。受験生は大変だけど頑張って「歩こう」!
2018/01/01 19:37
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