めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
四苦八苦
今日は大晦日(=おおみそか。12月31日)!ああ、一年が終わる・・・振り返ってみると本当に本当に今年も多くの素晴らしい出会いに恵まれ、楽しく、そして仕事面においては自分の能力のなさに「四苦八苦」の連続・・・・。でもこうしてあと2時間で無事に新しい年を迎えることが出来ることに対してはただただ感謝しかない。さて、ご周知のとおり日付けが変わり新しい年になる深夜0時をはさんでつく鐘のことを「除夜の鐘」と言い、除夜の鐘をつく理由は人の心にある煩悩を払うためだとか。その煩悩の数が108と言われるそうで、その数の由来は多くあるけれど個人的には「四苦八苦(4×9+8×9)=108の煩悩」=除夜の鐘をつく回数が108回という俗説がお気に入り。要するに「語呂合わせ」「意味づけすること」がお気に入り!日本では言葉遊び、語呂合わせが多く、例えば「おせち料理」の中身を一つ一つにもきちんと意味があり、語呂合わせバージョンがいくつかある。昆布☞喜ぶ、黒豆☞まめに働く・・・など。話を戻すと何か物事なそうとすると「四苦八苦≒苦労すること」はつきもので、苦労するからこそ成し遂げた時の達成感や喜びが大きいと感じる。知人が興味深いことをおっしゃっていた。四苦八苦☞しく☞49☞良くなる☞縁起がいいのだとか。知人は実業家である斎藤一人氏に影響を受けており、49に関しては斎藤氏が言い出したそうで・・・「成程なあ」と、その話を聞いて以来ますます「四苦八苦」☞49☞良くなる!と自分を鼓舞している。新しい年を迎えるとなるとワクワクする時期であるけれど、世の中の受験生はそんなことを言っている場合ではなくまさに文字通り「四苦八苦」しているであろう時期。でも必ず「四苦」が「良く」につながると信じてもう少しもう少し頑張ろうとエールを送りたい。そして自分自身にも・・・・。やり残したこと、取り(酉)落としたことなどなどをあるけれど、それらは新年に持ち越して戌(イヌ)に食べてもらいましょ。こんなことを言うとワンちゃんから「え?自分たちって残飯処理?」と言われそうだけど、犬はとってもとっても賢いという証拠。では、皆さま!よいお年を。
2017/12/31 22:27
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