めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
袖振り合うも他生の縁
「袖振り合うも多生の縁(そでふりあうも たしょうのえん)」という諺がある。意味は「見知らぬ人とたまたま道で袖をすり合わせるというのも、前世からの深い因縁によるものであるということ。人と人との関係は単なる偶然によって生ずるわけではないので、大切にしなくてはならないという仏教的な考え方。」 「多生」は「多く生きる」つまり、現世の前に積み重ねた数多くの前世。その数多くの前世の因縁が積み重なった結果が現世で袖を振り合うという出会いになっている…と言う意味だけれど仏教的な思想観念を離れて考えた場合でも、一つの出来事の裏には沢山の出来事や数えきれないぐらいの要因が重なり、それが時として大きな出会いにつながるのだろう。おかげさまで自分自身も今年も本当に素晴らしいご縁に恵まれて有難い限り。先日、メンターに「いや~、今年もおかげさまで本当に素敵な出会いがありびっくりです。いやはや我ながら運がいいですよね~~~。そもそも○○さん(メンター)にかれこれ10年近く前に知り合ったおかげで人生が変わったわけで。感謝感謝です。ちなみに出会いに恵まれるかそうではないかの差は何でしょうか?」と聞いたところ、一言「出会いはすべてご縁ですから・・・。(チーン、終了)」とのこと。(゜-゜)(゜-゜)、ウーン分かったような分からないような。その回答をブロ友でもあるひさぺー先生のブログ上で発見!言葉をお借りすると「些細なことですが、こちらがちょっと心持ちを変えただけなのに、不思議なぐらいに良い方々と『縁』をつなぐことができました。」これに尽きると思う。なるほど、自分自身のことはなかなか客観視できないけれど例えば生徒さん・・・。国語の成績が良い悪いは関係なく本人のやる気、素直さ、誠実さ(一言で言うと心持ち)によって応援したくなったりそうでなかったり。☜お月謝をいただいているという立場上、基本的には平等に指導しているけれど・・・・。ただしこちらも人間なので感情というものがあるわけで、かれこれ1年近く前に「やる気をある子を応援する」≒「贔屓?している」と書いた通り。つまり「よし、勉強頑張るぞ」「素直に!」という心持ちのタイプ、そのような心持ちになったタイプは必ず指導者から応援してもらえる(縁をつないだ)。さ、生徒に負けないよう、来年以降も新しい野望に向けてのご縁をいただくべくして「心持ち」を正しく正しく!と自分に言い聞かせている。
2017/12/12 17:03
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